もう元には戻らない。でも新しいものが現れる

  • 2020.04.20 Monday
  • 22:10

もう元には戻らない。でも新しいものが現れる

 

コロナショック、あらゆる分野に影響

 

新型コロナウイルス感染拡大による影響は社会の様々な分野に大きな影響を及ぼしています。
日本政府は4月16日に、全国に緊急事態宣言を出し、不要不急の外出や3密(換気の悪い密閉空間、密集場所、密接場面)を避ける要請をしました。

 

世界経済も、リーマンショック以上、1930年代の大恐慌以来の低水準になると言われています(1)、(2)。
自治体の要請を受けて、ただでさえシャッター通りと化した商店街の店舗も自粛による閉店の張り紙がシャッターに貼られ、営業しているお店は数えるばかりでした(写真)。

 

店舗のシャッターに張られていた自粛休業のお知らせ

 

 

事業者の経営や従業員の生活は大変なことになることは火を見るよりも明らかです。

 

長期化する新型コロナウイルス感染の鎮静化

 

行政が要請する2、3週間前後の活動自粛で流行がピークアウトする可能性は低く、ハーバード大学は2022年まで断続的に行う必要があると予測しました(3)。

 

まさか2年間もあらゆる活動を停止し、引きこもることは不可能です。
しびれを切らして経済活動を再開して人々が活発に動き回ると、一度は鎮静化した感染も再び爆発するのは目に見えています。

 

1918年から1920年に世界中で多くの死者を出したスペイン風邪(インフルエンザ)のように変異したウイルスが第2波、第3波と襲ってきて終息までに2,3年かかるかもしれません。

 

ポストコロナの世界では、変異するのはウイルスだけでなく、あらゆるものも変異する(4)

 

新型コロナの影響は、経済活動、とくに働き方に大きな変化をもたらしつつあります。
感染拡大を防ぐためにテレワークが推奨され、会議や面接・面談もネットの利用が加速するでしょう。
教育の分野ではすでにオンライン授業が開始されていますが、オンラインによる授業や、医療分野でもオンライン診療が導入されてきます。

 

経済分野でも、不特定多数の手で受け渡される貨幣や紙幣には、病原菌やウイルスが付着しているので、好むと好まずにかかわらず、非接触型のデジタル通貨への移行が今後加速していることでしょう。

 

キリスト教会も変異を余儀なくされる

 

新型コロナの感染拡大は、キリスト教会にも大きな影響と変化を及ぼし始めています。

キリスト教会の定例の礼拝は3密に該当するので、各教会ではクラスター感染対策をとらざるを得なくなりました。
特に礼拝のスタイルに起こり始めています。

 

新型コロナウイルスのパンデミックは、共に集って主を礼拝し、励まし・戒め合うキリストのからだのスタンスに大きな影響と変化を迫っています。
対策方法をいろんな教会のホームページから覗いてみると、具体的には礼拝時間の短縮、座席は一定距離を離す、窓を開けて換気をする、マスク着用の義務、賛美は奏楽のみで飛沫が飛ばないよう歌わない、オンライン配信などが取られているほか、礼拝を休止している教会もありました。

 

しかし、ホームページにお知らせ欄そのものがなく、対策を確認できない教会も結構ありました。
クラスター感染を防ぎつつ、礼拝を継続するために今後オンライン礼拝の配信が増えることでしょう。

 

2つ目に献金の方法が変化していくかもしれません。
所属教会につながりながら自宅でオンライン礼拝をすると、わざわざ現金が入った献金袋を後日教会まで届けに行くようなことではなく、オンライン献金になるでしょう。

 

これは一部大きな教会や、キリスト教関係団体では始まっていますが、小さな規模の教会まで広がっていくかもしれません。

 

これからライブ礼拝配信とオンライン献金を始めようとする教会への頼もしい助っ人紹介

 

以前から礼拝の様子を動画でアップロードしていた教会や教団教派は基盤があったので、比較的オンライン礼拝の提供はしやすいのですが、ホームページもなく、ネットの管理に長けた奉仕者もいない小さな群れには高いハードルです。
これからライブ礼拝配信とオンライン献金を始めたいが、奉仕者もノウハウもないという教会に情報のシェアです(5)。

 

一つは「CHRISTIAN COVID-19」(6)で、コロナウイルス感染に対して、『CALM 』というクリスチャンITネットワークに参加するメンバーが中心となり、立ち上げたサイトです。
ITのことに詳しくなくても、わかりやすい表現で制作されていて、スマホ一台でも配信できるように心がけた解説がなされています。

 

二つは「Lamp Mate(ランプ メイト)」というクリスチャンが立ち上げた教会応援サイトで、こちらもわかりやすい内容になっています(7)。

 

発想の転換と意識を改革する

 

私が以前、「岐路に立つ21世紀のキリスト教界」(8)で、教会同士が、ネットのクラウドサ−バ−のように、互いにつながりあう「クラウド・パストラル・ケアシステム」を分かち合ったとき、6・70代以上のクリスチャンたちは冷ややかで、懐疑的かつ否定的な見解でした。

 

年配者たちの懸念は、80年代のアメリカでテレビ伝道者の番組を自宅で見て、教会の群れに加わらないクリスチャンが出現したように、インターネットで流される礼拝や情報だけで満足して孤立する人々が出ることでした。
しかし、今や3密を満たす教会の集会で万が一クラスター感染が起これば、証しにもならないでしょう。

 

ネット配信の負の側面ばかりを見るのではなく、プラスの側面を伸ばし、利用しない理由はどこにもありません。
年配者はスマホやパソコン、電子決済にあまり精通していないので、信仰生活のスタイルの大きな変化は望まないでしょう。
概してヒトは自分の苦手なものに対して否定的な感情や見解を抱きがちです。
そこは大らかな心をもって、教会を担う若い世代に任せればいいのです(9)。
やってみると、思いとは違った印象を受けるかもしれません。


出典

(1)CNN「世界経済は「大恐慌以来の低迷」、回復の道筋も不透明 IMF」
https://www.cnn.co.jp/business/35152413.html (2020年4月15日)

 

(2)朝日新聞デジタル「世界経済、3%のマイナス成長見通し 大恐慌以来の不況 」
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/世界経済、3percentのマイナス成長見通し-大恐慌以来の不況/ar-BB12C0nT(2020年4月14日)

 

(3)朝日新聞デジタル「「外出自粛、22年まで必要」 米ハーバード大が予測」
https://news.livedoor.com/article/detail/18123035/(2020年4月15日)

 

(4)Yahoo!ニュース「「コロナ後」の世界では、国家、企業、社会はここまで激変する…!」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200415-00071772-gendaibiz-bus_all(2020年4月15日)

 

(5)キリスト新聞社 「教会向けの「対策サイト」を開設 オンラインでの礼拝、献金の方法など最新の情報を随時更新中 2020年4月11日」
http://www.kirishin.com/2020/04/10/42321/ (2020年4月14日)

 

(6)CHRISTIAN COVID-19 クリスチャン向け対策サイト
https://covid19jc.com/(2020年4月14日)

 

(7)Lamp Mate「教会ホームページを0円でつくる」
https://kyouichi.lampmate.jp/(2020年4月14日)

 

(8)アーカイブス 岐路に立つ21世紀のキリスト教界1
http://maccabaeusministries.com/?eid=40

 

アーカイブス 岐路に立つ21世紀のキリスト教界2 クラウドチャーチ(雲型教会群)の形成 
http://maccabaeusministries.com/manage/?mode=write&eid=41

 

アーカイブス 岐路に立つ21世紀のキリスト教界3 「通教・礼拝難民」の出現
http://maccabaeusministries.com/manage/?mode=write&eid=42

 

アーカイブス 岐路に立つ21世紀のキリスト教界4 クラウド・パストラル・ケアシステムの構築
http://maccabaeusministries.com/manage/?mode=write&eid=43

 

アーカイブス 岐路に立つ21世紀のキリスト教界5 クラウド・パストラル・ケアシステムの運用
http://maccabaeusministries.com/?eid=44

 

(9)Yahoo!ニュース「新型コロナ1年で収束せず  専門家は厳しい見方、五輪にも影響」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200419-00010003-jij-sctch(2020年4月19日)
 

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